ササシグレ

ささしぐれ  めっちゃ うんま~

炊きたての新米のごはん  観ているだけでも楽しい!
きらきら きらきら  天の恵みが光ってる感じだ。146157s
往時に、西の横綱 こしひかり  東の横綱 ササニシキ
と言われた、今ではすっかり珍しくなった ササニシキ。

今メジャーなお米は、みーーんな もちもちしてて甘くって、一説にはもち米との交雑品種ではないかとも言われていて。
お餅は美味しいけれど、主食にと思ったらなんだか重くってそんなには食べられない。

その点、ササニシキはふんわりと軽くってお米が威張ってなくてお寿司屋さんにもとっても重宝されたそうな。

お米アレルギーを気にされる方は、農薬や肥料を使っていないいわゆる自然栽培の、しかも ササニシキ を 選ばれるとか。

そんなこんなで、農園でもササニシキを育ててきたのだけれど、そんなササニシキが一つだけ親を超えられなかったものがある。 それは 美味しさ  そんな   ササシグレの記事を見つけて、あー ササシグレ食べてみたいなー ササシグレ育ててみたいなー と思ったのは、いつの頃だったろう。

東北では広く栽培されていたササニシキ、平成5年の大冷害で大被害(大凶作)となった。 それを機に、冷害に強い ひとめぼれにすっかりと切り替わってしまった。

ひとめぼれは、それはそれで美味しいお米、もちもちして冷めてもおいしい。 ひとめぼれは、もちもち系統の本流 コシヒカリの子供なのだ。

病気に強く、寒さに強く、美味しく、たくさん採れるお米をと、お米は品種改良され、ササニシキもまた当時そうした思いで品種開発されたお米なのだろう。

そのササニシキの親がササシグレ。 そしてササニシキが唯一超えられなかったのが美味しさという話なのだ。

ササシグレが栽培されていたのは昭和30年代ころ。何とオラが子供の頃だ。

いざ栽培してみたいと思っても種もみが見つからない。 ・・・まあしょうがないか。

やがて・・・ 月日が巡り・・・、 なんと ご縁がつながった!

いつもお世話になっている風土農園さんから ササシグレを分けて頂いて食べることが出来たのだ。 http://mayumail.exblog.jp/

うまい!  やっぱ うまい!!  これ作りたい

そう思ったのが一昨年の事。

色んな方にお世話頂いて、大事に大事に ササシグレを育て保存されている太田さんから種もみを分けて頂いた。 http://www3.ic-net.or.jp/~qwb01124/

ササシグレ さあ  炊くぞ~ ^^

炊き上がりの湯気の香り これが うーーん  香りがたまらない。  今どきのお米にはないこの香しさ。
米の貴婦人と言われる ササシグレならではだ。

おおーー  お米が光ってる  粒粒が立っている。

粒粒のしっかりした食感  ふんわりと優しい適度な柔らかさ。  そして結構しっかりと甘い。
でも決して強烈な甘さではなく、あくまでも優しい甘さなのだ。

体中にしみじみと美味しさが広がっていく。

農薬を使わずに、肥料を使わずに、お日様と大地と水と稲さんの力で育ってくれて、お天道様で乾燥したはせがけのお米。

それはまさしく天の恵み。

ありがたいなー  思わず浮かんだ言葉は  ありがたい

美味しさ 感動を 書きたくなって ついつい一気に書いてしまいましとさ  どんとはれ^^

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