月別アーカイブ: 2014年12月

陸羽132号

うまい! これは やっぱ うまい!
陸羽132号の新米を頂きました。

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今年の農園のお米は、 ササシグレ ひとめぼれ そして 陸羽132号。

宮澤賢治さんが当時栽培を薦めたと言われる幻のお米だ。どうやら日本で初めて人工交配・育成された品種らしい。

調べてみると なんと 大正時代、今から90年も前に開発された品種だ。

農薬を止め、有機肥料もやめ、無肥料栽培に切り替えたころなかなか思うように稲さんが育たなかった。その頃、この道の先輩である 自然農園ウレシパモシリさんで http://ureshipa.com/index.html 見せて頂いたのが 陸羽132号だった。

この辺のメジャーなお米はひとめぼれだがその前は、ササニシキが主流であった。ササニシキはいもち病に弱く、肥料をやりすぎると病気になりやすいのだが、つまりは無肥料栽培に向くということだ。

農園のササニシキも確かにひとめぼれよりもちゃんとした背丈に育っていたが、ウレシパモシリさんで見た陸羽132号はササニシキなんて何のその、立派な背丈のある姿であった。

あ”ー、これならきっと無肥料でも元気に育ってくれるに違いないと思った。きけばすんごく背が伸びて倒れやすいイネだったとか。うん、間違いない、無肥料栽培には昔のお米が合うんだ。

今の時代は、もっと採りたい・もっと・もっとと、肥料をたくさんやる育て方が多い。 沢山肥料をやると大きくなりすぎて倒れたり、病気になったりする。な ので、倒れにくいように茎を補強するサプリメントのような肥料を上げたり、病気を予防するようにと農薬を使ったりする。

けれど、自然にお任せし、自然に育ってくれるのお米さんには、何か自然の健やかな命が宿ってくれている気がしするのだ。

これだ!  りくうさん、これを作ってみたいと、種もみを分けて欲しいとお願いしたら、少しだけ入手した種もみを育てて増やしている所なので一年待ってほしいという。

そんなこんなで一年待ってやっと育てることが出来たりくうさん!。 おおおーーー  すんごい  この背丈! 穂の大きさ。

最近のお米は、一穂に100粒位の米粒が付いているのだけれど、りくうさんはなんと200粒以上付けている穂もあるではないか。

初めて食べたときのあの感動は忘れられない。

じつは、近所の先輩たちに聞いたら、 りくう?  ああー  あのぱさぱさ ぽろぽろ してまずいコメだろ と・・・。

うーっむ ま、とにかく食べてみよう・・  言っただきまーーす。

ん? 特別美味しい感じでもないなー
まずいわけじゃないけれど・・

え?  あれっ?  気づいたらお茶碗が空っぽになっている。

なんだ このおこめは!?

うまい まずいじゃなく、体にスッと入ってしまうお米!!
体に負担がないというか、
体になじむとお言うか、
こんなお米は初めてだ・・・

そっか そういうことか・・

雨にも負けず の一節

一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず

一日にお米4合(お茶碗のごはんで8杯分くらい)も食べられるのか?と思っていたのだけれど、

うん  たしかに  このお米なら食べられる

そんな気持ちにさせてくれるお米だ。

りくうさん、玄米で頂くとプチプチして美味しいと、いつも喜んで下さるお客様もいてくれる。

大切な農園のお米の一つだ。

そのりくうさんを、今年も頂くことが出来た。

おおー なんだかうんまいぞ。

農園の田んぼで他の稲さん達と仲良くしている間に進化したのかな?

ふんわりと優しい甘さがあって、さめてもそこはかとなくしっとりしているではないか。

先人たちの思いがあったから今に至るお米さん。何がなくてもお米があれば、そんなありがたい気持ちにさせてくれるお米さん。

陸羽132号さん

ありがとうございます。 ご馳走様ですm(__)m。

ササシグレ

ささしぐれ  めっちゃ うんま~

炊きたての新米のごはん  観ているだけでも楽しい!
きらきら きらきら  天の恵みが光ってる感じだ。146157s
往時に、西の横綱 こしひかり  東の横綱 ササニシキ
と言われた、今ではすっかり珍しくなった ササニシキ。

今メジャーなお米は、みーーんな もちもちしてて甘くって、一説にはもち米との交雑品種ではないかとも言われていて。
お餅は美味しいけれど、主食にと思ったらなんだか重くってそんなには食べられない。

その点、ササニシキはふんわりと軽くってお米が威張ってなくてお寿司屋さんにもとっても重宝されたそうな。

お米アレルギーを気にされる方は、農薬や肥料を使っていないいわゆる自然栽培の、しかも ササニシキ を 選ばれるとか。

そんなこんなで、農園でもササニシキを育ててきたのだけれど、そんなササニシキが一つだけ親を超えられなかったものがある。 それは 美味しさ  そんな   ササシグレの記事を見つけて、あー ササシグレ食べてみたいなー ササシグレ育ててみたいなー と思ったのは、いつの頃だったろう。

東北では広く栽培されていたササニシキ、平成5年の大冷害で大被害(大凶作)となった。 それを機に、冷害に強い ひとめぼれにすっかりと切り替わってしまった。

ひとめぼれは、それはそれで美味しいお米、もちもちして冷めてもおいしい。 ひとめぼれは、もちもち系統の本流 コシヒカリの子供なのだ。

病気に強く、寒さに強く、美味しく、たくさん採れるお米をと、お米は品種改良され、ササニシキもまた当時そうした思いで品種開発されたお米なのだろう。

そのササニシキの親がササシグレ。 そしてササニシキが唯一超えられなかったのが美味しさという話なのだ。

ササシグレが栽培されていたのは昭和30年代ころ。何とオラが子供の頃だ。

いざ栽培してみたいと思っても種もみが見つからない。 ・・・まあしょうがないか。

やがて・・・ 月日が巡り・・・、 なんと ご縁がつながった!

いつもお世話になっている風土農園さんから ササシグレを分けて頂いて食べることが出来たのだ。 http://mayumail.exblog.jp/

うまい!  やっぱ うまい!!  これ作りたい

そう思ったのが一昨年の事。

色んな方にお世話頂いて、大事に大事に ササシグレを育て保存されている太田さんから種もみを分けて頂いた。 http://www3.ic-net.or.jp/~qwb01124/

ササシグレ さあ  炊くぞ~ ^^

炊き上がりの湯気の香り これが うーーん  香りがたまらない。  今どきのお米にはないこの香しさ。
米の貴婦人と言われる ササシグレならではだ。

おおーー  お米が光ってる  粒粒が立っている。

粒粒のしっかりした食感  ふんわりと優しい適度な柔らかさ。  そして結構しっかりと甘い。
でも決して強烈な甘さではなく、あくまでも優しい甘さなのだ。

体中にしみじみと美味しさが広がっていく。

農薬を使わずに、肥料を使わずに、お日様と大地と水と稲さんの力で育ってくれて、お天道様で乾燥したはせがけのお米。

それはまさしく天の恵み。

ありがたいなー  思わず浮かんだ言葉は  ありがたい

美味しさ 感動を 書きたくなって ついつい一気に書いてしまいましとさ  どんとはれ^^